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アドバンスド・コンサルティング

データの重複を防ぐ!ユニーク値チェックの設計パターン

2025年5月9日|カテゴリ:開発Tips

🔒 なぜユニーク値チェックが必要?

会員番号・メールアドレス・商品コードなど、重複が許されないデータ項目には「ユニーク性」の担保が必要です。FileMakerでは複数の方法でこれを実現できます。

✅ 方法1:フィールドオプションで「値の存在チェック」

対象フィールドのオプションで「重複の禁止」にチェックを入れるだけで、ユニーク制約が実装できます。

✅ 方法2:スクリプトによるチェック+独自エラーメッセージ

レコード保存時に同一値が存在するか検索し、あればカスタムダイアログで警告します。

Enter Find Mode
Set Field [ フィールド ; 値 ]
Perform Find
If [ Get ( FoundCount ) > 0 ]
  Show Custom Dialog [ "この値は既に使用されています。" ]
  Halt Script
End If

→ 自由なエラーメッセージ表示やログ出力も可能です。

✅ 方法3:リレーションを使ったリアルタイム検出

自己リレーションで同一値を検出し、表示上で注意喚起します。

💡 実装ヒント

📌 まとめ

ユニークチェックは「バリデーション」「スクリプト」「リレーション」と複数のアプローチがあります。目的に応じて最適な手法を選びましょう。

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