2025年5月9日|カテゴリ:開発Tips
「顧客のステータスを変更したら関連する注文データも更新したい」など、親レコードの更新に合わせて子レコードを一括で処理したい場面は多くあります。FileMakerではスクリプトとリレーションを活用することで柔軟に対応できます。
# 1. 親レコードから子レコードに移動
Go to Related Record [ 顧客_注文 ; 使用するレイアウト: 注文一覧 ]
# 2. 対象レコードをループ処理
Go to Record/Request/Page [ 最初のレコード ]
Loop
Set Field [ 注文::ステータス ; "更新済" ]
Go to Record/Request/Page [ 次の ; Exit after last ]
End Loop
# 3. 元のレイアウトに戻る
Go to Layout [ 元のレイアウト ]
親子関係を意識した一括更新スクリプトは、効率的な業務処理の鍵です。リレーション・対象レコード・ループ処理の基本を押さえて、安全で確実な更新処理を設計しましょう。