集計と計算の違いを使い分けるコツ

2025年5月13日｜カテゴリ：開発Tips

🧮 はじめに

FileMakerを使っていると、こんな経験はありませんか？

「レイアウトで合計出したいのにズレる…」
「ポータル内の合計が思った通りにならない！」
→ それ、集計と計算の違いが原因かもしれません。

今回は、集計フィールドと計算フィールドの違い、それぞれの使いどころを整理して解説します。

📊 集計フィールドとは？

• 同一テーブル内の複数レコードを「合計」「平均」「最大値」などで集約
• 集計方法はフィールド定義で指定
• サマリーパート（レポート出力）やポータルの小計に便利

🧠 計算フィールドとは？

• 単一レコード内の複数フィールドの演算
• 複数テーブルをまたいだ計算にも対応
• 常に最新の値にリアルタイムで再計算

🔁 よくある間違い

• ポータルで「集計フィールド」を使ってもうまくいかない！
• リレーション先の値を集計するには「関連レコードの集計」が必要
• 計算フィールドは「リレーションの範囲内」しか見えない

💡 正しく使い分けるポイント

✅ まとめ

集計と計算は、見た目は似ていても仕組みがまったく異なります。
用途に合わせて正しく使い分ければ、「思った通りの合計」が出せるようになります！

「なんで合計ズレるんだ…」
→ 集計と計算、ちゃんと選べてますか？

← ブログ一覧に戻る