2025年5月13日|カテゴリ:開発Tips
「このボタン、管理者だけに見せたい」
「特定のユーザーには、この項目は非表示でいいよね」
——つまり、ユーザーごとに画面を変えたい問題です。
この記事では、アカウント名や権限を使ってUIを切り替える方法を解説します。
ユーザーを判定するには、以下の関数を使います:
関数 | 説明 |
---|---|
Get(AccountName) | ログイン中のユーザー名(アカウント) |
Get(PrivilegeSetName) | 権限セットの名前 |
Get(UserName) | OSユーザー名(参考程度) |
あるボタンを「管理者だけに表示」したい場合:
Get(PrivilegeSetName) = "管理者"
これをオブジェクトの「表示条件」に設定すればOK!
Get(AccountName) = "sato"
not Get(AccountName) = "guest"
PatternCount ( "admin1¶admin2" ; Get(AccountName) ) > 0
FileMakerでは、表示オブジェクトごとに細かな表示制御が可能です。
Get()
関数+表示条件を使えば、アカウントや権限に応じた動的UIを簡単に作れます。
見せたい人にだけ見せる。
見せたくない人にはスッと隠す。
これも「気が利くアプリ」の第一歩です。
「この人にはこのボタン、いらないよね」
→ FileMakerなら、それ、すぐできます!